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Posted on 2021.07.16

住宅の間取りの基本とは?

マネージャー 栗原葉子マネージャー 栗原葉子

こんにちは。今週は昨日まで、ずっと雷雨が続いていましたが、
もうすぐ梅雨明けといった感じで今日は朝から日差しも強く
とても暑いですね。夏本番を迎えようとしています。

今日は午後から先月お話させていただいた設計研修がありました。
毎回テーマを少しずつ変えて行っていますが、
今回は4回目で、間取りを考える上で、重要な内容である、
プランニングに必要なサイズについてお話をさせていただきました。

私自身、注文住宅、分譲住宅、モデルハウスなど
同じ住宅でありながらも、色々な形で住宅設計に携わってきました。
それだからなのか、もしかしたら、考え方は少し違うかも知れません。

私は住宅を設計する上で、
大事な要素の一つが「スケール感」なのではないかと思っています。

例えば、今日の説明で使用したスライドのキッチンの例ですが、
一般的なキッチンサイズはD650×W2550のI型です。
D450の食器棚を背面に置くとしたら、
部屋自体の奥行きは2275位のスペースが必要です。
それ以上狭いと通路が狭くなってしまいます。

キッチン一つとっても
細かなところを言えば、使い勝手を気にしてみるとよいでしょう。
コンセントの位置や、ゴミ箱はどこに置くか、
冷蔵庫はどこがよいか、なども提案するポイントです。

このスケール感がわからないで、
何となくこれくらいでいいだろうといった感じでプランをすると、
実際にお客様が住み始めて、家具を配置した時に、
思ったより、狭かった、広かったなど、
こんなはずじゃなかったという声も多いのではないでしょうか?

基本的な部屋の広さを理解して、
そこに配置する設備機器の大きさや、
家具のサイズ、家族の生活動線なども考慮する。

部屋を平面ではなく空間としてのスケール感を意識する事が
良いプランをつくる近道なんじゃないかと思います。

色々な要素を組み合わせてひとつの間取りを作り上げる!
住宅の間取って奥が深いですね~

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