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Posted on 2020.09.4

体も住まいも健康診断が必要です

社長 戸谷信彦社長 戸谷信彦

こんにちは。戸谷です。
9月は秋の気配を少しだけ感じることができるので、
1年間で一番好きな月です。

とはいえ、依然と比べるとまだまだ暑い日が続きますので、
熱中症には気をつけてくださいね。

今回は1年位前から進めているプロジェクトが
ようやく動き始めるので、そのお話をしたいと思います。

皆さんの会社(工務店さんの前提)では、
新築住宅の引き渡し後の定期点検(アフター)は
どのように取り組んでいますか?

ある調査によると、
1年2年の定期点検の実施率は7~9割位だそうですが、
その先の5年10年になると50%未満だと言われています。

確かに、引き渡し後はどうしてもお客様との関係性は
薄くもなりますし、訪問したところで、
残工事の事やクレーム等を言われて帰ってくることが多いので
接客的に訪問するのを躊躇する気持ちもわかります。

この先、新築の着工棟数が年々減っていく中、
引き渡し後のお客様のアフターフォローはとても重要で、
とくに10年点検以降のリフォーム提案は売上を作る
大きな柱になってくるのは間違いないと思います。

そんな背景もあり、今回は工務店さんが引き渡し後のお客様に
正しく定期点検を実施できるためのスキル
住宅点検マイスター3級」の資格について
お話したいと思います。
※今回の資格は私が代表理事を務める
(一社)ハウジングマイスター協会で開催しています。
https://www.housing-m.net/

1日目は座学で2日目は実技の2日間の研修になります。
そして2日の研修を受講した後、
実際の認定点検員に3日間同行し、
最終日に合否判定をして合格者に認定証を発行します。

受講者には、建築業界以外の人も多いので
受講前にはテキストを使って勉強してもらい
初日の最初にテストから始める流れになっています。

座学には建築知識だけではなく、
接客スキルやマナー等も含まれています。

2日目の実技は現地に到着した時の車の駐車方法から、
インターフォンでの挨拶に始まり、
屋外~屋内点検実技その後点検結果報告をして最後にまたテスト。
と、このような内容になっています。

建築業界の以外の人には大変かも知れませんが
現実的にはこれでもまだ足りないような気もしています。
興味ある方は、協会のHPを覗いてみてくださいね。

◆住宅点検マイスター3級
https://www.housing-m.net/certification/houseinspection/

話は変わりますが、
私は毎年、8月か9月頃に健康診断を受けるようにしています。

悪玉コレステロールと血圧がギリギリセーフ(アウト?)なので
7月くらいから諸々調整を行います。
周りの人からは「それじゃ意味無いのでは?」と言われますが
ずっとこのパターンなので中々変えることができません。

9月の中旬頃には健康診断の結果が届くのですが、
何項目かで再検査が必要になるのは確実だと思っています。

私の体と同様、我が家も築20年以上経っていまして、
先日、知り合いのリフォーム屋さんに外壁の診断をしてもらった結果、
私の体と同様のE判定(要精密検査レベル)でした。

改めて、人間の体も住宅も健康診断を定期的に行い、
早めの処置が必だと思う今日この頃でした。

自宅の庭をドックランにする件は、
今回何も進展が無かったので来月お話できればと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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